PS5が50万円、そんな転売屋もいる

PS5の予約販売で価格が48万円位の値がつけられている。通常の10倍位の値段だ。

メーカー直売や有名量販店は転売ではないので通常価格でしか売ることができない。

しかし、転売屋は自由に価格を決めることができる。悪徳転売屋の類である。

転売屋はそんな悪徳な連中ばかりではない。

私は以前に5年位、転売屋で働いていたことがあります。一般に店を構えネットショップという通販店です。店の売りは日本一(近く)安売店でした。

そう、転売屋なのに通常より安く販売している。楽天や価格コムなどで安い価格で出品するネットショップです。店頭売りもしていたので量販店より安い価格で購入できたお客さんは喜んでいました。

この転売の方法は薄利多売です。利益が少ない分、量を多く売って利益を作る。

そのため安く提供できるのです。

高額で利益を得る転売屋と、基本安売りの薄利多売で利益を得る転売業の違いです。

ただ、薄利多売の転売業も相場価格があるので希にレア商品が出たりします。その場合は通常より高い値段に設定されます。

これはネット相場が上がってしまうのでその価格に合わせるしかありません。それでも悪徳転売屋のように通常価格の10倍で出品することはありません。

ある程度、常識ある価格で設定されます。まあ、通常より高くなるのは変わりませんが。

それでも売り手と買い手が納得いく価格ということです。

今回の、PS5の価格が50万円近くで予約販売している例は間違いなく悪質なものです。

その出品サイトで価格の規定がなければ価格は出品者の自由。通販サイトは押し売りではなく、購入者が自ら表示されている価格と購入条件を確認した上で購入ボタンを押しているのです。Ama●onでもPS5価格、480,000円で表記されていました。無謀な価格ですが嘘はありません。ちゃんと価格を表記しています。そして、この価格に不満があれば購入ボタンを押さなければいいのです。

480,000円を48,000円と間違えて購入ボタンを押したのか、480,000円で納得してボタンを押したのかどちらかです。

なので、今回のPS5の価格が480,000円は非常識ではありますがそれほど問題ではないと思います。ちゃんと確認すれば良いのですから。

問題になるのは転売屋による買い占め！です。転売屋の買い占めによって本当に欲しい人に欲しい価格で渡らないのが一番の問題です。

海外ではPS5は抽選販売で転売屋の買い占め防止にはなりそうです。

メーカーが転売防止にどのような対策をするのかが問題ではないでしょうか。