中国量子コンピューター構築。ネット上のファイヤウォールを突破される?


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中国科学院上海マイクロシステムおよび情報技術研究所、国立パラレル計算機エンジニアリング研究所が協力して、76の光子を用いた量子コンピューターのプロトタイプ「九章」を構築した。2020年末での事。

現在世界最速のスーパーコンピューターで6億年かかる数学アルゴリズム、ガウシアンボソンサンプリング(量子超越性。プログラム可能な量子デバイスが、どの様な古典コンピュータでも実用的な時間では解決できない問題を解決できることを証明すること)の解を求めるのに200秒しかかからないという。

演算が早いのは便利に思えますが、その便利は正しい使い方をしてのこと。

サイバー攻撃の武器として使えば、現在これに敵うものはない強さ(性能)。

ネット世界のファイヤウォールは一瞬で突破されるかもしれません。

世界中の家の鍵が自由に開けられるということ。

暗号式も瞬時に解読されてしまう。

量子コンピューターからは量子コンピューターで守りを固めるしかありません。

日本の守りは大丈夫なのでしょうか。