米国大統領勝利宣言、日本政府による祝辞は時期尚早だったのか?


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アメリカ大統領選挙、11月8日に候補のバイデン氏が勝利宣言をしました。

これに対し菅首相はバイデン氏に祝辞を表明した。与野党各人も祝辞を述べています。

しかし、11月8日の時点では一般投票が開票されているだけ。次の選挙人の投票による開票は2021年の年明けなので正確にはまだ大統領選挙は終わってはいないのです。

日本の政治家はアメリカ大統領選挙がまだ終了もしていないのに、祝辞を送るとは無知な連中ばかりだ。と思ったのですが、少し違いました。

次の祝辞の内容。

菅首相の祝辞

ジョー・バイデン氏及びカマラ・ハリス氏に心よりお祝い申し上げます。日米同盟をさらに強固なものとするために、また、インド太平洋地域及び世界の平和,自由及び繁栄を確保するために、ともに取り組んでいくことを楽しみにしております」

下村博文政調会長は「安倍晋三前相とトランプ大統領がつくった絆を今度は菅義偉首相とバイデン氏がつくることで、両国のさらなる発展につながるように期待している」

枝野幸男代表はツイッターで、両氏に「心からの祝意を表す」「多様性を尊重するとともに国内外の融和を取り戻す政治を展開されるよう祈念する」と書き込んだ。

以上の祝辞内容を見ると、誰もどこにも「大統領」または「大統領当確、当選」の言葉が入っていないのです。

確かに大統領選挙は終わってはいないので、バイデン氏を大統領とはまだ呼べないはずです。

他の国がバイデン氏に祝辞を表明したことに対して、日本政府は社交辞令としての祝辞対応だったのか。とも思えました。

まだ大統領選挙が終わっていない事を踏まえての祝辞であったと信じたいですね。

祝辞の内容から社交辞令であり時期尚早ではない!?と思われます。